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化石道場は化石の匠を育成すべく、化石採集から標本作りまで
一連の作業を流れを追って紹介していきます。 |
発掘に出かけよう!
準備する物
服装編
■服装はケガの防止の為、基本は長袖シャツと長ズボン
クツは丈夫なスニーカーなどが良いでしょう。採集場所に
よっては、長靴も必要になります。帽子と手袋もお忘れなく。
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装備編
■採取にはハンマーとタガネは必需品!これを忘れると
化石採取がピクニックになっちゃいます。(^o^;) |
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装備編
■化石を掘ったら、お持ち帰り。新聞紙に包んでポリ袋に
入れましょう。(^o^)/
壊れにくくなるし、どこへ行ったっけ?って事がありません。
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装備編
■筆記用具、地形図(地図)もあると便利。化石ラベルを作る時の情報を書きとめます。採取場所や採取日を記録しておきましょう。化石ラベルが無いと標本の価値はありません。
(・o・;) |
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装備編
■油性ペンやルーペも発掘作業には強い味方です。油性ペンは化石に直接採取地などが書けますし、ルーペは化石か?ただの石か?見分けるのに役立ちます。化石って見た目は普通の石に見えますから…。
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装備編
■水筒もお忘れなく!屋外作業は思った以上に過酷です。しっかり水分補給を行って下さい。甘く見ると化石を発見する前にバテちゃいますょ〜 |
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装備編
■リュックがあるとトッテモ楽チン。今まで紹介した装備を持ち歩くのは結構大変、リュックに詰めて背負っちゃえば両手は自由に使えます。転んだ時に手を突けないと大変な事になります。/(.o.)\ |
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これで装備はバッチリです。後は必要に応じて食料があるとイィかな?
ゴミは化石と一緒にきちんとお持ち帰り !! ポィ捨てする人は
化石採集する資格なし!
化石を採集しよう!
採取のしかた
採取編
■化石を見つけたら壊さない様に、まわりからタガネを打ち込みます。化石から5〜10cmくらい離れた所にタガネを入れると良いでしょう。タガネの先ばかり見てるとマチガイなくハンマーで手をたたきます!痛くても誰にも文句は言えません。気を付けましょう
!! (>o<) |
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採取編
■大きな石は動かない様に足で押さえて作業すると上手く行きます。先ほども説明しましたが、間違っても足をたたかない様に気を付けてくださいょ! |
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採取編
■小さな石は手に持ってたたきます。これは、なれるまで結構怖いもので勇気がいります。もし間違って手をたたいてもケガをしない様に様子を見ながら遠慮してたたく事をお勧めします。 |
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採取編
■ある程度の大きさまで荒取りできたら、新聞紙に包んで油性ペンで採集年月日、採集地を書いておきましょう。現地では余り化石を取り出そうとしない方が無難です。欲張ると大事な化石をこわすハメに…帰宅後ゆっくりクリーニングを行いましょう。o(^_^)/ |
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化石を採集する時は、前もって採集してよい場所かどうか確認しましょう。
採集作業は、まわりに人がいない事を確かめてハンマーを使いましょう。
発掘した後、残った石はもとの場所へもどしておきましょう。
化石の標本をつくろう!
クリーニングとは、化石に付いている砂や泥を取り除き、
キレイにする作業をいいます。
クリーニングのしかた
装備編
■クリーニングは細かい作業です。砂を入れたマクラ、小さいタガネ、小さいハンマー、千枚通し、ブラシ、瞬間接着剤、木工用接着剤、などがあると良いと思います。 |
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クリーニング編
■採取した化石を、砂を入れたマクラなどに置き固定して、タガネとハンマーを使い不要な石、砂、泥を少しづつ取り除いて行きます。細かい部分は千枚通しなどの先を使って削り取ります。化石のかくれた部分の形を想像しながら慎重にクリーニング作業をしましょう。o(^o^;)T |
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レスキュー編
■もしクリーニング作業中、あやまって化石が割れてしまったら「あぁっ!」と叫んだ後、あわてずに落ち着いて瞬間接着剤で割れた部分を貼りつけてください。あわてたまま作業すると指もくっつけてしまう可能性が高まります。
Φ(..;) |
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仕上げ編
■クリーニング作業が完了したら、化石の風化を防ぐために木工用接着剤を水で薄めたものを化石の表面に塗ってコーティングします。初めは白いですが乾けば透明になるので大丈夫。全ての作業が終了したら「出来たぁ〜!」と、つぶやきながら背伸びをしましょう。\(^−^)/ |
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クリーニング作業は仕上がりが命です。あせらず!じっくり!
楽しみながら時間を惜しまず取り組みましょう。
化石ラベルをつくろう!
ラベル記入のしかた
記録編
■クリーニングが出来てもまだ終りではありません!化石と化石ラベルがそろって初めて立派な標本となるのです。化石ラベルには次の様な内容を記入すると良いでしょう。標本番号、化石名(学名、和名)、時代、産出層、採集地、採集日、採集者などです。不明な所は空欄にしておき、調べてみましょう。みんなガンバレ〜(^o^;)b |
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化石ラベルは化石と同じくらい重要な物です。どんなに素晴らしい
化石を見つけても、いつ、どこで、だれが発見したか分からなければ
標本の価値はありません。せっかく発見した化石です!
化石ラベルを作り立派な標本として、皆さんに伝えて行こうでは
ありませんか!
化石は公のもの
化石は、自然のなかでできたものです。
人間みんなの財産です。みんなの学習のために、
博物館などに保管してもらい、活用しましょう。 d(^o^)b
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